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一際高い嬌声が部屋に響く。
既に躰を覆っていた拘束具がはずされ、四つん這いで司の突きあげを受け止めていた和志の背中が大きく反り返る。
司の腰がこぎざみに動きそして大きく突き上げてから、和志の尻に深々と打ち込んだ楔を入り口近くまで引き抜き、そしてまた奥へと突き刺した。
…それ…イ…イよぉ…
和志の両腕ががくりと折れ上半身をシーツにつっぷしてしまう。
司はもう一度、楔を入り口まで引き、奥へと突入れる。
あぁはぁぁ…うひぁっ…あー…あーー、いい…
乱れたシーツを握りしめ和志がうめく。
…きもち、イぃ、 いいよぅ…もっとぉ…してぇ…
部屋へ連れ込んだ時とは別人のように、欲望を口に出す和志の豹変ぶりに、司は苦笑を浮かべながらも請われるままに注挿を繰り返す。
和志の秘腔が司にからみつき放すまいと締め付ける。
司によびだされひっそりと訪れた部屋の、大きなスクリーンに映し出される自分の姿に、和志は立ちすくんでいた。
司に組み敷かれいやらしい言葉を叫んで尻を振っている自分の姿を目の当たりにしてその場を一歩も動けずにいた。
「よく撮れてるだろう」
司の言葉に我に返る。
「いつの間に、こんなの撮って?!」
部屋の中央に置かれたソファに座った司につめよる。
「これを編集するの大変だったんだぜ」
スクリーンに映る和志の顔を指し示しめす。
「いい顔してるだろう」
手元のリモコンでスピーカー音を上げていく。
うぅん、はぁ、はぁあん…あふっ…もっと!!
…きこえてくる自分の声に、和志は両手で耳を塞いだ。
司はソファから立ち上がると和志の背後に回り込んだ。
抱きしめ手を股間へ這わせ、布地の上から握りしめる。
和志の躰がひくり、と動き、己の嬌声を聞くまいと耳を塞いでいた両手を離し、司の腕の動きを遮ろうとする。
和志の股間は薄い布地を押し上げるように高まっている。
それを確かめるようにゆっくりとなで上げる。
「や…やめてくださいっ! 」
空いた手がシャツの上から胸元に伸び小さな突起を探り当てる。
拒絶の言葉を口にする獲物を揶揄するように指が動く。
「もう、堅くなってる」
俯いてしまった和志のうなじに舌をはわせ、辱める言葉を続ける。
「自分が、掘られてるのを見るのもいいもんだろ、
みてみろよ、俺のをくわえて尻をふってる。
ほら、ものたりないからって、自分で擦ってるぜ」
スクリーンの中では、躰を返され仰向けになった和志が大きく両足を開き腰を浮かし司を受け入れている。
注挿が激しくなるにつれ自我のとんだ表情を歓喜に染めていく。
もっと、もっと、と、ろれつのまわらない言葉をはき続け、
自分の腹のうえで涎を垂らしている自らの牡に指をからめ擦り続けている。
腰を自由に使いながら、司は笑っていた。
司は下半身を弄んでいた手の動きをおもむろに止めると、胸元へ運びもう片方の突起を簡単に探り当て布地の上からつまみ上げた。
「あっ」
和志の両足から力がぬけた。
両脇から回された腕に支えられるようにそのまま司へ体重を預ける。
「…や、やめ…」
「やめろって?こんなになってるのに?」
指先で乳首をこねあげいたぶる動きは止まらない。
「それとも、こんなんじゃぁ足りないか?」
和志はただ言葉もなくイヤイヤと頭を振る。
布地の上から嬲られた股間は直に触れられいじられるときよりも刺激が和らげられてもどかしく、それでも自分の意志ではどうしようも無くなってきたところで放り出されてしまっていた。
「お前のいやらしい尻にねじこんでやろうか? 欲しいだろ?」
和志の顎を掴み上げスクリーンに向ける。
「目をあけて、よくみろ。」
耳元に口をよせ、囁く。
「あんな風に、鳴かせてやろうか?」
スクリーンの中の獣じみた交わりが和志の潤んだ視界に飛び込んでくる。
自分の放ったモノで腹や胸元を汚した和志の細い躰を、たたみ込む様にのしかかった司が激しく腰を動かしていた。
和志は、シーツをたぐり寄せきつく握りしめていた手を離し司の方へ差し上げる。
…つ つかさぁ… もぉ だめぇ…もぉ …
荒い息とともに言葉を吐き出す。
司の動きが緩慢になり和志に言葉の続きを促す。
やだぁ…やめちゃやだ お…おね…がぁい…かずしにちょうだいっ…
何を?
と司はゆるゆると腰を回しながら和志に尋ねる。
つかさのぉ…ミルク…、ミルクぅ…かずしに …いっぱい、ちょうだぁいぃぃっ!!
どんっ、と、背中をつかれ和志は床に転がった。
鼻先に小さなナイフが突きつけられる。
刃先はそのまま和志のシャツを簡単に切り裂いていく。
「和志には、こっちの方がお似合いだ」
そう言って口元をゆがめた司の手によって、逆らう間もなく皮の拘束具が首に巻かれる。
すでにただの布きれに変わったシャツを剥ぎ取られ、腕を後ろ手にし手枷をつけ、
首輪から伸びた皮ベルトで固定してしまう。
唯一自由に動かすことの出来る下半身にも刃先がはしり、下着とともに床におとされてしまう。
むき出しの両足首にも枷をはめ、その先に取り付けられたチェーンを重厚な作りのベッドの脚へからめてしまった。
和志は無防備な開脚状態のまま仰向けにされ司に見下ろされる。
「なあ、俺のミルクがほしかったんだろ?」
司はジーンズの前を開き強ぶりを引き出した。
既に大きく天を仰いでいる牡を顔面に突きつけられて、和志は息をのむ。
「いいぜ。いくらでも飲ませてやる」
司に髪を鷲掴みにされ口元に凶器を突きつけられる。
堅く口を閉じた和志の頬を平手打ちし、無理矢理口へねじ込んでいく。
部屋の片隅でカチリと、音が鳴った。
だが、和志にはその音はきこえなかった。
スクリーンに映る和志の、司のほとばしりを飲み下し、愉悦の声を上げている音にかき消されてしまったのだ。
部屋に仕込まれたカメラのズームレンズが二人の秘め事を捉えていく。
無機質なレンズに和志の涙がうつっていた。