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オリジナル/鏡像恋愛 和志のしっぽ


司さんが着ぐるみを持ち出してきました。

手袋と靴だけを和志くんに身につけさせてご満悦。

本当はアニマル模様の服もあったはずなのに..........。


服なんてきせたら、尻尾入れられないだろ。
この尻尾、特別なんだぜ。




司さんは和志くんを壁際に追いつめながら手にした尻尾を掲げます。


尻尾の根本には和志君が見たこともない、ごつごつとした突起のついた玩具が取り付けられているのです。


和志くんは、その強ぶりを見るなり泣き出しました。


そんなのいれたら、こわれちゃうよぅ。


司さんは、和志くんがいやがったりこわがったりするのをみるのが大好きなので、ますます張り切ってしまいます。


まだ弛めてないけど、平気だよな。


司さんはにやにやと口の端をゆがめます。


さあ、俺を楽しませてくれ。


司さんの最終宣告に和志くんは小さく悲鳴をあげました。



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